現代のクラッシクギターについて

タレガからセコビアの時代に確立した現代ギクラッシクギターはスペインを飛び出して、国際的に人材が輩出してきました。セコビアの一門では一線を画し、今やクラッシクギターの大重鎮となったジョン・ウィリアムスは、クラッシク曲のみならず幅広いレパートリーを弾いています。特に1978年の映画「ディアハンター」のテーマ曲「カヴァティーナ」は、今やクラッシクギター曲の重要なレパートリーとなっています。この曲はもともと違う映画の作品として書かれ、しかも未完成でした。しかしこの曲を弾いたジョン・ウィリアムスが、作曲者のスタンリー・マイヤーズに是非とも完成させるように促し、ついに完成したのがこの「カヴァティーナ」です。筆舌に尽くしがたい美しいメロディは聴く人を癒してくれます。ギターソロ・バージョンはかなりの難曲で、演奏技術や表現力以外に持久力まで試されます。ところが、ジョン・ウィリアムスは同じ名前の作曲者がいて、よく混同されます。もうひとりのジョン・ウィリアムスは「スター・ウォーズ」や「ジョーズ」などハリウッド映画のサウンドトラックを手掛けルヒット・メーカーです。
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